今回、制度が設けられてから、
先日初めて発令された『電力需給ひっ迫注意報』
【解説】“再稼働発電所”の老朽化がネック…“注意報”解除でも綱渡り続く
みなさんはどのように過ごされましたか?
私はちょっとびっくりしたし、この4日間はドキドキしながら過ごしました。
今回発令された『電力需給ひっ迫注意報』…
これって万が一、電力需要がひっ迫するような事が起きないように
少しでも早く節電の必要性を呼びかけるために新しく設けられたんですよね。
この制度が設けられてから、初めての注意報が27日に発令されて
今日30日午後6時にようやく解除されました。
最近は、毎年のように夏になると節電のお願いを
テレビなどを通じて耳にしますが…
今回の「電力需給ひっ迫注意報」って
単なる節電のお願いと何が違うの?って疑問が湧いたので…
そこで、今回初めて耳にした「電力需給ひっ迫注意報」を
調べてみました。
電力需給ひっ迫注意報って何?
まず、電力需給に関する注意報や警報というのは、
現在、大きく三つが存在しています。
①電力需給ひっ迫警報
これは広い範囲で、電力予備率が3%以下になると予想された場合、
前日の16時をめどに、資源エネルギー庁が発令する警報です。
②電力需給ひっ迫注意報
これは広い範囲で、電力予備率が5%以下になると予想された場合、
前日の16時をめどに、資源エネルギー庁が発令する警報です。
③電力需給ひっ迫準備情報
これはエリア電力予備率が5%を下回ると予想された場合、
前々日の18時を目途に一般送配電事業者(東電とか関電など)が発表する情報です。
そして、今回発表されたのは②の電力需給ひっ迫注意報で、
制度が作られてから初めて27日に発令されて、
今日30日の18時にようやく解除となりました。
警報が存在するのに、何で注意報があるの?
まず、今回発令された「電力需給ひっ迫注意報」と、
以前から存在する「電力需給ひっ迫警報」って何が違うのでしょうか?
そもそも「電力需給ひっ迫警報」が存在するなら、個人的な気持ちとしては
それで十分な気もしますが、なぜ新たに注意報を作ったのでしょうか?
それは、2022年の3月に電力が不足した際に警報の発令が遅れた事が原因でした。
発令が遅れたために、たくさんの人が節電への行動が遅れてしまい
批判を受けた経済産業省が、少しでも早く節電をしてもらおうと
一段緩い基準の制度を設けたのが、今回の「電力需給ひっ迫注意報」でした。
もしも、今のメチャクチャ暑い時期に停電なんてしたら
目も当てられない大惨事になっていたと思います。
なので、今回は27日に早々と注意報を発令した事で
ようやく電力予備率は何とか回復できました。
なので結果的には「電力需給ひっ迫注意報」の制度が作られた事は、
本当に良かったと個人的には思いました。
猛暑が続く限り、今後も発令されるかもしれない警報や注意報…
地球温暖化が叫ばれるようになって、肌で感じる実体験として
毎年の夏の暑さが増しているような気がしますよね。
そこで、普段の生活の中で私も含めて節電への取り組みって
どうしたら良いのかなぁ…そう思う方も多いと思いますので
ちょっと考えてみたいと思います。
普段の節電へのちょっとした取り組み色々
まず、これは私の個人的な意見なんですが…
エアコンの設定温度を28℃とかにするってよく耳にしますが、
私はやりません。
実際、暑くてどうしようも無いし、暑いのに28℃で運転し続けて
それで無駄な電気を消費するくらいなら、思い切って25℃とか下げて使います。
その代わりエアコンを節電モードにしたり、風量を少なくしたり…
あとは部屋の雨戸を閉めたり厚手のカーテンを使って
直射日光が部屋に入らないようにしたり、
サーキュレーターで冷房の効率を高めます。
あと冷蔵庫の設定温度も(温度を上げても大丈夫だとは思いますが・・)
低い温度のままで使います。
何故ならメチャクチャ暑いのに、下手に設定温度を上げて
却って食品が傷んだら身も蓋もありません。
その代わり、冷蔵庫内に専用のカーテンを付けたり、
こまめに庫内の整理整頓をするようにしています。
この整理整頓とは、具体的には冷たい空気は下に行き
温かい空気は上に行くので、生ものや傷みやすいモノは
冷蔵庫の下の段を使い、それ以外は上の段に移動させます。
後は、大電力を使う家電は使用を控えます。
その大電力の家電とは、毎日使うものでは炊飯器。
後はパンを焼くトースターです。
気になる方は、機器のラベルに書いてある消費電力を見れば
スグにわかると思いますが、炊飯器とトースターって
ちょっと型が古いと、結構電気を消費します。
なのでご飯は土鍋で炊いて、
もし余ったら翌日のお弁当にして食べきります。
パンもガスレンジのグリルでアッと言う間に焼けるので
トースターの利用は控えるようにします。
他に消費電力の大きい家電って調理家電に多いので
ホットプレートや電気ポットも利用を控えます。
あとは、こまめに電気を消したり、LEDの照明に変えたり
待機電力を消しても問題ない家電は、プラグを抜いたり…
基本的に、私の場合は我慢して体調を損ねたり
健康を害したりしないというルールを元に、
それ以外では、みなさんが良くやっている事は我が家でもやっています。
まとめ・・・
今後も、もしかしたら何度も電力需給ひっ迫注意報や
さらに一段上の電力需給ひっ迫警報が発令されるかもしれません。
そうならないためにも、出来る範囲で
電気を使わないで済めば、それに越したことは無いですね。
書いている私が一番気をつけなければならない事なんですが、
快適さと無駄って違うと思うんですよね。
なので万が一にも、停電という最悪の事態にならないために
今回の電力需給ひっ迫注意報を良い機会に、ちょっとでも普段、
無駄に電気を使っていないかなと、生活の見直しをしようと思います。
特に、今は電気が自由化されているので
自分が気に入った発電方式や電気料金のプランで自由に電力会社を選べますから。
そういった電気契約の見直しも含めて、自分の家の光熱費が低く抑えられれば
家計にとっても良い事ですから。
最後に、何かの参考までに楽天市場で
今、人気の夏の暑さ対策アイテムの一覧を載せておきますので、
気になる商品があればチェックしてみて下さいね。
また、もしこの記事を目にした方で、
我が家ではこんな節電をしてるよ!という方がいたら、
是非、教えて下さいね!